千葉県では、平成26年12月の千葉県福祉のまちづくり条例施行規則の改正による整備基準等の見直しに伴い、整備基準とその解説を中心にとりまとめた「千葉県福祉のまちづくり条例施設整備マニュアル（暫定版）」を策定しました。

  本業務は、千葉県福祉のまちづくり条例施設整備マニュアル（初版）及び（暫定版）の整備基準とその解説以外の掲載内容を見直し、千葉県福祉のまちづくり条例施設整備マニュアル（改訂版）の原稿を作成したものです。

  マニュアルの掲載内容について、現行法令や現在普及している技術・設備等との整合を確認し、時点修正が必要な部分を抽出、改定内容、設計上の配慮事項及び解説図を検討・提案しました。提案は、公益的施設等（建築物、公共交通機関の施設、道路、公園等）のバリアフリー整備に関連する法令等の基準・ガイドライン、他の地方公共団体のマニュアル及び一般趨勢等も参考にしました。さらに、県内関係各課等の意見に基づいて修正を加え、マニュアル（改定版）の原稿を作成しています。 少子化、超々高齢化社会に直面する現代、当社はダイバーシティの考え方の下にも、あらゆる人々が快適に訪れ、移動し、楽しみと出会える、『個別性と多様性が自然に受け入れられるまちづくり』を目指しています。

  本業務受託を通じて得られた知見を活かし、障がい者、高齢者層、子育て層、あらゆる人々が、それぞれの方法で享受できるアメニティ・アクティビィティ豊かなまちづくりを検討・支援してきたいと考えています。