印旛沼水系カミツキガメ捕獲(河川等)及び防除方法の検討業務(2020年度)
- 発注者千葉県
- 期間2020.4~2021.3
千葉県では、外来生物法(平成16年法律第78号)に基づき特定外来生物に指定されている“カミツキガメ”による生態系等への被害防止のため、防除実施計画に基づき、印旛沼水系においてカミツキガメの防除を継続しています。
本業務では、令和2年度の初夏~秋季にもんどり(ワナ)による捕獲、冬季に手探りによる捕獲を実施しました。防除事業が開始された平成19年度以降、単年度の捕獲数としては、平成30年度に次いで多い結果となりました。
また、捕獲されたカミツキガメのデータを基に分析を実施した結果、従来考えられていた範囲よりも広い範囲で生息密度が高まりつつあることや、カミツキガメが多く生息している場所が明らかになるなど、今後の防除に資する重要な成果が得られました。
もんどり(ワナ)による捕獲作業
現地技術指導の様子
手探り捕獲
捕獲されたカミツキガメ
【関連URL】
千葉県 生物多様性センター ホームページ
・特定外来生物「カミツキガメ」の防除について(令和3年4月1日更新)
・千葉県におけるカミツキガメ防除実施計画書(令和3年3月改定)
・パンフレット「特定外来生物カミツキガメ~千葉県で何が起きているのか?」(令和3年1月改訂)