ホンダ寄居工場環境自主調査及び保全措置(2021年度)
- 発注者民間
- 期間2021.4~2022.3
ホンダ寄居工場では、埼玉県環境影響評価条例に基づく環境影響評価の手続きを終了(2016年3月に事後調査書を提出)した後も、残留緑地や創出したビオトープ等の環境を改善して希少種を含む多様な種の保全を図るため、自主的に ①環境指標種等に限定したモニタリング調査 ②外来種防除 ③緑地管理の監督・指導 ④専門家との協議・調整 等を実施しています。
2021年度は、上記調査等と併せて、調査結果に基づく順応的管理(アライグマによる希少生物の捕食被害防止対策、一時的な室内飼育による希少種保全、池の干上がり防止のための潅水、湿地化が進んだ水域におけるヨシ等の根茎除去や泥土浚渫による復元、ウシガエルの夜間捕獲、移植動植物のモニタリング・保全措置 等)を実施しました。
浚渫により回復した流水路と希少植物ミクリ
浚渫作業中に確認したニホンアカガエル
水路を泳ぐホトケドジョウ