生物多様性・自然環境

ホンダ寄居工場環境自主調査及び保全措置(2019年度)

  • 発注者民間
  • 期間2019.4~2020.3

 ホンダ寄居工場では、埼玉県環境影響評価条例に基づく環境影響評価の手続きを終了(2016年3月に事後調査書を提出)した後も、残留緑地や創出したビオトープ等の環境を改善して希少種を含む多様な種の保全を図るため、自主的に、①環境指標種に限定したモニタリング調査(動物4種、植物1種) ②外来種駆除(アライグマ、アメリカザリガニ、ウシガエル) ③緑地管理の監督・指導 ④専門家との協議・調整 を実施しています。

 今年度は、上記調査等と併せて、調査結果に基づく順応的管理(トウキョウサンショウウオの捕食被害防止対策・室内保全、土砂が堆積して湿地化した水路の流水環境復元や池の浚渫 等)や、個体数推定に基づく外来種の駆除 などを実施しました。


  • 小枝に産み付けられたトウキョウサンショウウオの卵のう

  • 流水路の復元(水路の浚渫)

【関連URL】
「寄居工場のビオトープに生息する希少な生きものたちの中から、トウキョウサンショウウオとゲンジボタル、ヘイケボタルを紹介!」2020.09.29

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