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「エントランス緑地基本設計・実施設計」 企画コンペ当選

  • 公開日2005.09

都市・造景計画グループ

  計画地は、首都圏から清里へ向かう国道141号線を走行中に、初めて八ヶ岳の全貌を望むことができる大切な視点場です。また、清里駅などが立地する清里中心地区への分岐点となる緑地です。

  この緑地を清里中心地区へのエントランス空間と捉え、サインシステムの中では、地区表示サインの地区アピールサイン設置場所と位置づけ、「清里」の文字と清里の地域カラーを全面に押し出したシンプルな形態のサインを設置することを提案しました。

清里_写真

  サイン設置におけるポイントは、以下のとおりです。

  1. 1.「背景の八ヶ岳を望むビューポイントを設定し、ビューポイントと八ヶ岳へのビスタ上で、国道141号線を走行中の車から視認性の良い位置へ地区アピールサインを設置する。」
  2. 2.「一目で「清里」を印象付けるように清里の景観要素である石積みや木柵、牧草地を付帯施設としてサインの周辺に整備する。」
  3. 3.「ビューポイントからサインと八ヶ岳を望む時に視界に入るホテルを隠すためにシラカバを配植する。

  今後は、このようなポイントに留意し、「記念写真が撮りたくなる緑地」の整備をめざします。