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「多々良沼公園基本計画(修正)策定業務」 企画コンペ当選

  • 公開日2007.07

都市・造景計画グループ 2007.07

多々良沼公園_写真
多々良沼公園_写真

  多々良沼公園は、館林市と邑楽町にまたがる風光明媚な水郷地帯の中にあります。周辺は水田や砂丘状の小高い丘の赤松林に囲まれた特色ある景観に恵まれ、かつては、県内有数の動植物の宝庫でした。しかし、沼や低湿地が埋め立てられ、河川の改修が進み、雑木林が消え、住宅地が次々と造成されるなど都市化が進み、地域の自然は大きく変化しています。


   群馬県では、「自然と人間の共生」を基本理念に、①自然環境の保全・復元、②環境教育の場の創出、③住民の環境保全活動や指導者育成等の拠点を基本方針とし、平成9年度に基本計画を策定して多々良沼公園整備を進めています。


  しかし、現在の社会情勢等の変化により、公園整備推進にあたり、コストの縮減が求められています。そのため、基本方針のうち本来の目的である「自然環境の保全・復元」を重視した基本計画の見直しを行うことを業務の目的としています。これまで、多々良沼公園の整備は、住民組織である「多々良沼公園を愛する会」と協働で進めており、基本計画の見直しについても同会との協働で業務を進めていきます。


  なお、併せて委託された植物調査と密接な連携を図り、実態に即した整備・活用計画の検討を行います。