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弊社の伴武彦(ばんたけひこ)主任研究員が、環境アセスメント学会の「第一回 環境アセスメント学会奨励賞(実務分野)」を受賞しました

  • 公開日2008.04

環境計画グループ

  本賞は、環境アセスメント学会が「環境アセスメント分野における将来の活躍を期待することができる若手の研究者、実務者を顕彰・奨励し、環境アセスメント分野における調査、研究を一層活発なものにするため」に設けた賞で、本年が初めての授賞となります。


  今回の受賞対象は、社団法人日本環境アセスメント協会の研究部会での研究活動を通して行われた「生態系評価手法の適用とその普及活動」であり、開発事業に伴う自然環境への影響を定量的に予測する手法について、米国等で用いられるHEP注1)やHSIモデル注2)を国内に適用する研究、並びに現在進めている普及活動が評価されました。


  今後とも環境アセスメントへの適用へ向けて、普及活動を継続していく所存です。


注1)
  HEP(Habitat Evaluation Procedures):米国の環境アセスメント制度等で用いられる合意形成手法で、自然環境の価値を、その場を利用する生物種の生息環境から数値的に評価するため、複数の事業案を比較し、合意形成を図る手続き手法である。


注2)
  HSI(Habitat Suitability Index)モデル:HEPで用いられる生物種の生息環境を、適性の観点から定量的に把握するモデル。


奨励賞受賞記念発表 生態系評価手法の実務上の適用とその普及活動(PDFファイル/945KB)