群馬県、館林市、邑楽町は、共同して、多々良沼・城沼自然再生事業に取り組んでいます。

  利根川、渡良瀬川という２つの大河川に挟まれた邑楽・館林地域には、数多くの沼が散在し、砂丘上には松林が生い茂る、特徴的な自然が見られます。特に、平地の湿地やハンノキ林、多様な湿生植物と水鳥は、この地域の自然のシンボルとなっています。一方で、沼は洪水制御や農業用水としての社会的な使命も担っており、さらに沼の水質の改善には、広い流域の事業所や家庭それぞれの意識改革が必要です。

  当社は、自然再生事業の１年目の活動である「全体構想」の立案支援において、上記のような現状のとりまとめと課題の整理、目標像の設定に関する原稿案作成を行いました。