バイオ燃料（バイオエタノール・バイオディーゼル等）はカーボンニュートラルな植物由来の燃料であり、この燃料を自動車に使用することは地球温暖化対策の一つとして注目されています。

  本調査では、バイオディーゼル原料として、家庭系・業務系の廃食用油を対象とした賦存量の推計方法を整理し、都内におけるバイオディーゼル原料の賦存量及び利用可能量の推計を行いました。また、推計方法における変数（人口数、世帯数等）の将来統計値を踏まえ、将来の賦存量及び利用可能量の推計を行いました。

  なお、本調査結果は、既に収集されたバイオディーゼル燃料の普及の施策展開を行っている地方自治体等の直近の情報と併せて、今後の都におけるバイオディーゼル燃料普及促進策の検討に使用される予定です。