生物多様性・自然環境

都市街路樹の生態系サービスの評価及び検証のための調査

  • 発注者東京都建設局
  • 期間2016.1~2016.3

  私たちの身の回りにある街路樹は、道路環境保全、交通安全、周辺環境保全など、様々な効果効用を想定して整備が行われていますが、これらの効果を一元的に評価する手法はまだ確立されていません。そこで、本業務では街路樹整備をグリーン・インフラストラクチャー施策のひとつとして捉えた場合に、生物多様性確保の観点から、街路樹が生態系サービスに貢献している程度を定量的に評価する手法について国内外の事例調査を行いました。

  また、本業務では、具体の都道街路樹を想定し、米国農務省が公開しているi-Tree streetsを仮に適用するケーススタディを実施しました。i-Tree streetsでは、エネルギー使用削減量、CO2固定吸収量、洪水調整機能、景観機能(エステティック)、代替機能等を貨幣価値に換算する方法をとっており、弊社では現地踏査により街路樹情報を収集するとともに、計算を実施するために必要な原単位の設定等を実施して検証を行いました。

街路樹

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