市道都松水口線外3線道路修景設計業務委託
- 発注者静岡県熱海市
- 期間2002.7~2003.3
本業務は、電線類を地中化する市道都松水口線(延長約260m、歩道幅員2.5m)及び、起雲閣(旧根津別邸、現熱海市所有)と芸妓見番を結ぶ、市道鶴田線(延長約165m、幅員約5.5m~4.0m)を対象に、住民とのワークショップを行い、基本設計・実施設計を行いました。
都松水口線は、まちづくりの拠点である起雲閣の大正ロマンをデザインモチーフに、熱海市に残る「大正ロマンの情報発信地」とし、トランス修景の囲いや修景スポットのサインに、ローマ風浴室に残る窓枠のデザインを使用しました。同様に、修景スポットのレトロ壁には、タイルを復元製作し使用しました。また、休憩所やベンチ座面は、起雲閣の柱と同じく名栗仕上げとしました。鶴田線は、起雲閣と芸妓見番をつなぐ「和風の路地」としました。