南牧村は、全村が都市計画区域外であるため現行の開発基本条例では、優れた景観や環境を保全していく保障が難しくなってきています。本業務により、乱開発の危険性を回避するために、現行の開発基本条例を全面的に見直しました。

  調査は、地域の自然環境と生活環境を科学的かつ客観的に分析・評価したあと、村民を交えて地域のあるべき姿を話し合いました。地域の科学的な分析評価に行政と村民の意向を加えて、地区区分図を作成し、地区区分毎の目標として開発と保全の方針を設定しました。

  さらに、この目標を達成するために規制策と奨励策を設定し、これを条例文・施行規則に取りまとめました。