中央区は、室町東地区（日本橋室町・本町区域）において、通りの景観整備を進めるため、電線共同溝整備事業を実施しています。

  この地区は、老舗も点在するなど日本橋という歴史性を有する場所であり、電線共同溝整備事業にあわせて、歴史を感じさせるような路面舗装や照明等を整備して街並みを再生させることにより、多くの人々を呼び寄せることができるポテンシャルを有しています。

  本調査では、今後、中央区が舗装をはじめとする修景施設の整備を進めるに当り、中央区に対してグレードアップ等の提案を行うために、地元意向を踏まえた地区全体の道路修景計画をとりまとめました。

  室町一丁目・本町一丁目の「むろまち小路」(旧名称：室一仲通り)については、路面の修景工事が行われることから、交差点部や停止線等の路面標示などを含めた詳細な自然石舗装パターンの検討まで行いました。

  また、路面整備にあわせた入口ゲートの更新も必要となることから、入口ゲートのデザイン検討も行いました。