鶴田ダム土木遺構現地調査
- 発注者鹿児島県鶴田町、国土交通省九州地方整備局鶴田ダム管理所
- 期間2002.8~2002.9
鹿児島県薩摩郡鶴田町に立地する鶴田ダム内に現存する曽木発電所の建物は、築後94年を経過しています。この間、昭和39年からは鶴田ダムの完成により38年間にわたり水没してきました。今後は、曽木発電所の遺構を文化遺産として現位置で保存し、観光資源として活用する計画です。
発電所の現況は、外部煉瓦壁体の約3割が崩壊し、さらに危険な部分も見られることから、それらに対する検討対応のために現地調査(基礎部、建物部、外周部)を行いました。この調査結果を元に、観光資源として活用するための設計が行われる予定です。