公園・ランドスケープ

熱海中央地区まちづくり総合支援事業調査業務委託

  • 発注者静岡県熱海市
  • 期間2001.1~2002.3

  熱海市は、旧来からの温泉観光地として旅館、観光施設などが集積しており、基幹産業として非常に重要でした。しかしながら、近年の観光行動の変化や経済環境の悪化により、市の中心部では廃業ホテルが増加し、市民生活さえも圧迫する状況にあります。また、市内の道路は従来の狭幅員であり、交通渋滞や環境悪化を引き起こし、観光施設の魅力がますます薄れ近隣他都市への流出傾向が著しい状態でした。一方、市内には、大正・昭和初期の財界人・文化人の建設した著名な建築物が十分な調査も行われないまま処分されるという事態も招いています。特に、昨年市が買収開館した「起雲閣」については早急に保存・活用策を検討し、耐震補強などの整備を行う必要があります。
  今回のまちづくり総合支援事業では、市民を中心とした組織により、熱海中心市街地のまちづくりの方向性や起雲閣周辺の整備方針をまとめ、中心市街地の隠れた資源の魅力を十分に活かし、まちの新しい拠点を整備していきます。

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