池上線の池上駅では、橋上駅舎化に先駆けて早期に構内踏切を廃止する予定であり、それに伴う暫定的な駅改良工事計画（南口の新設）に向け、工事の実現化や駅周辺のまちづくりなどについて、駅周辺住民・商業者などとの合意形成が課題となっています。

  本調査では、地元の各町会や商店会の代表者、各種まちづくり団体の代表者、公募による地域住民の方々をメンバーとするワークショップ形式の検討会を全５回実施しました。３班に分かれた形で議論を行い、橋上駅舎の整備イメージや暫定整備の考え方などをとりまとめました。また、これらの活動を発表し、池上線沿線のまちづくりの活性化に資するシンポジウムを開催しました。