多様な生物が生息する都立公園づくりモニタリング事業(猿江恩賜公園)
- 発注者民間
- 期間2023.10~2025.3
東京都は、地域及び都市生態系の質の向上、生物多様性保全の普及啓発、公園利用の促進及び利用価値の向上を目的として、都内31の公園を選定し、「多様な生物が生息できる都立公園づくり」を推進しています。 猿江恩賜公園(南園)では、「生物多様性保全管理計画」(2022年2月)を策定後、「生物多様性保全整備工事」(2022年8月~2023年5月)が行われ、工事後7年間のモニタリング調査が予定されています。 2024年度は、モニタリング調査により、保全管理計画に位置付けられた指標種・目標種や、レッドデータブックに該当する希少種を含め、広く生物相を把握しました。 調査結果に基づく順応的管理では、指定管理者の元、近隣の教育機関等と協働で、特定外来生物オオカワヂシャの駆除(抜き取り、温水除草)、遮光シートによるウチワゼニクサの抑制、在来の小魚やヤゴ等を捕食するアメリカザリガニやウシガエル等の駆除などの対策を継続しています。この他、樹林地では粗朶柵づくり、草地ではエリア・時期に応じて草刈りの高さを変える管理、水辺では移行帯(エコトーン)のない庭園の護岸に水際植生を創出、来園者向けの観察イベントを行うなど、人と自然との共生を実現する取組みを推進しています。
遮光シートによる外来植物
ウチワゼニクサの抑制
庭園の護岸沿いに配した
タフブネによる水辺植栽
樹林地の崩落抑制と草本の定着をめざす
粗朶柵づくり(中学校の職場体験)
水辺の生きもの観察会