ミャンマー国ヤンゴン・マンダレー鉄道事業フェーズI 施工監理(2019年度~)
- 発注者民間
- 期間2019.12~
本業務は、ミャンマー最大の商業都市ヤンゴン(旧ラングーン)、中心部に位置する新首都ネピドー、及び、北部に位置する古都で第二の商業都市であるマンダレーを結ぶ鉄道の輸送能力の増強と高速化を目指す事業です。フェーズIは南半分の約300kmを3つの工区に分け、並行して工事を進めています。
当社は、施工監理コンサルタントチームの一員として、平常時の苦情発生のモニタリング、毎月の環境管理報告書の内容確認、及び四半期に1回の環境監査(現地確認)を通じて、施工業者による環境管理計画書の遵守の担保にあたっています。環境監査では、300kmを移動しつつ、現地確認と施工業者への指示や相談、監査報告書の作成と事業実施主体である鉄道省への報告を、4週間をかけて行っています。
本事業はフェーズIIで北部の約300kmの改良工事を行い、最終的には人と物の移動の促進によりミャンマーの経済発展に寄与することを目指しています。
のどかな鉄道駅
既存橋梁の下流側に新橋梁を建設中
ボックスカルバートの再整備