コンゴ民主共和国キンシャサ市都市交通マスタープラン策定業務
- 発注者民間
- 期間2017.4~2019.4
本業務は、2040年を目標年として、コンゴ民主共和国の首都キンシャサ市の都市交通マスタープランを策定するものです。当社は、マスタープランの策定に並行して、コンゴ民主共和国法制度及びJICAのガイドラインに基づいて、戦略的環境影響評価(SEA)を実施し、空間計画及び道路・交通整備に関する議論に環境及び社会的な観点からの評価を盛り込みました。
さらに、マスタープランで提案されたプロジェクトリストの中から優先プロジェクトとして選ばれた事業計画に対し、今後の事業化に向けた初期環境評価(IEE)を実施しました。
コンゴ川河畔に位置するキンシャサ市は人口が1000万人を超えているにもかかわらず、舗装道路、上下水道、廃棄物管理システムなど、十分な都市インフラが整備されていません。2040年には人口が倍に増加すると見込まれ、人口規模に見合う雇用を創出する上でも、首都にふさわしい都市機能の整備が急務となっています。
郊外の丘陵地にも住宅が広がっています
市場付近の大混雑の状況
比較的良好な状態の道路
一度舗装が壊れるとどんどんと広がります
複数のレベルの関係機関協議を積み重ねてマスタープランが作られます