インド国道55号線斜面災害対策計画準備調査
- 発注者民間
- 期間2016.4~2017.3
本調査は、西ベンガル州の山岳部を通る国道55号の斜面崩壊修復対策を検討したものです。
当社は、斜面対策を実施した場合の負の影響と、土砂崩れによる通行止めの発生防止が行われることの正の影響について検討しました。
対象の道路は、世界遺産に登録されているダージリン・ヒマラヤ鉄道が並行して走っている区間で、道路沿道にも広大な紅茶のプランテーションが広がっていました。最寄の都市は標高2000mのダージリンと122mのシリグリで、ヒマラヤ山脈の裾野に当たる丘陵地を上り下りする日々でした。
ダージリン・ヒマラヤ鉄道(ディーゼル車)
右側の大規模な崩壊地が事業対象ですが、他にも土砂崩れが起きています
急斜面に住宅が広がっています
斜面いっぱいに広がる茶園