東京都は、令和３年４月に、「東京ベイｅＳＧプロジェクトVersion1.0」（以下「ｅＳＧプロジェクト」）を公表し、５０年・１００年先を見据え、未来の都市の将来像や実現に向けた戦略を示した。
これを受け、令和４年３月には、「東京ベイｅＳＧまちづくり戦略2022」（以下、「まちづくり戦略」という。）を策定し、ｅＳＧプロジェクトで描いた未来の都市像からバックキャストした2040 年代のベイエリアを実現するための実行戦略を示した。まちづくり戦略では、官民が連携し、道路、公園、オープンスペースと海に開かれた建物が一体的に活用され、様々な過ごし方やライフスタイルを提案する魅力ある水辺空間の創出や海との共生、海の資源を生かしたまちづくりを目指すこととしている。
これを受けて、本業務では、海辺のポテンシャル向上に資する公共空間利活用イベント（以下「イベント」）に合わせ利用状況調査、来訪者の意向に関する調査等実施し、まちづくり戦略で示す魅力ある水辺空間の創出に向けたまちづくりの検討を行った。

【公共空間利活用イベントの様子】