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「清里駅周辺地区・国際化統一サイン計画」 企画コンペ当選

  • 公開日2005.09
都市・造景計画グループ

  八ヶ岳高原の玄関口にあたる清里駅周辺地区は、観光案内や施設表示サインが統一性なく立てられているため、一目で何を表すサインなのか分からない状況です。また、国際表示によるサインが整備されていません。そこで、清里のサインに必要なものとして国際表示化を進めるとともに、5つの品質とサインシステムの構築を提案しました。

  提案したサインの5つの品質は、以下のとおりです。

    1. 地域に溶け込むこと。
    2. サイン本体だけでなく借景と付帯施設をあわせてデザインすること。
    3. 視認性・耐久性・経済性が良いこと。
    4. 種別ごとに規格化すること。
    5. 持ち歩ける詳細の情報を提供すること。

  また、サインシステムは、広域表示サイン、地区表示サイン、行き先表示サイン、施設表示サインと大きく4つの種別に分けました。特に清里でしか実現できないサインとして、地区表示サインを色彩で地区を表現する地区アピールサイン、地域の文化、歴史などを発信するモニュメンタルサインを提案しました。

  今後は、サインシステムに基づき具体的な設置場所を決め、実施設計を行っていきます。なお、デザインの決定にあたっては、住民によるワークショップを行う予定です。

ポールラッシュ博士