生物多様性・自然環境

国際基督教大学「自然環境保全プロジェクト」事業推進支援業務(2019年度)

  • 発注者学校法人国際基督教大学
  • 期間2018.9~2020.3

 学校法人国際基督教大学の自然環境は建物群を相まって、宗教的雰囲気(Religious Atmosphere)を醸し出しており、学生の人格形成に対して、多大な影響を与えています。キャンパス内には、地域の桜の名所となっている「マクリーン通り桜並木」、武蔵野の面影を残す雑木林など、学生や職員はもとより、OB・OG、地域住民にも、愛されている緑地が存在しています。本学において、キャンパスの自然環境は、重要な教育資源との位置づけを持っており、こうした機能が今後も維持拡充していくことが必要です。
 一方で、献学60年を超え、樹木は成長し、維持管理コストがかかるだけでなく、倒木等安全面においても、配慮が必要となってきています。
 このような課題に対応するためには、具体的な管理計画を策定し、その実行が必要です。しかし、大学当局だけによる計画策定と管理の実施には限界があり、また桜並木同様、樹木の伐採等に対してはOB・OGや地域住民からの反発も懸念されています。これらの課題を解決するためには、大学が主体となりつつ外部有識者を交えた検討委員会を立ち上げ、運営する体制の構築が必要です。

 本業務では、2018年度より『ICU自然環境保全プロジェクト』を立上げ、検討委員会、ワーキング(以下、『検討委員会等』という。)を実施し、管理計画の検討、並びに推進体制の検討を支援しました。


  • マクリーン通り桜並木

  • ハケの森ツアーの様子

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環境計画グループ03-6222-8914:伴

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