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草加市生物多様性地域戦略のプロポーザルに当選しました(平成29年7月)

  • 公開日2017.10.31

  わたしたちの衣・食・住をはじめとする日常の生活は、自然や生物の多様性を基盤とする生態系から得られる恵みに支えられています。この恵みを将来にわたり享受し続けるためには、生物多様性を保全する仕組みの構築が必要となります。しかしながら、生物多様性という概念や重要性は、市民や事業者に十分に浸透していないのが実情です。

  草加市では、平成28年に策定した第二次草加市環境基本計画の重点プロジェクトとして「生物多様性の保全と活用」を掲げ、平成31年度までに草加市生物多様性地域戦略を策定すると明記しました。生物多様性地域戦略は、生物多様性基本法第13条第1項で、「市町村は生物多様性国家戦略を基本として、単独で又は共同して、市町村の区域内における生物の多様性の保全及び持続可能な利用に関する基本的な計画を定めるよう努めなければならない」と規定されているものです。

  草加市では、既に取り組んでいる市民生きもの調査をはじめ、さらに生物多様性を「知る」、市民・事業者・市の協働により、生きものを「守り、育てる」、生物多様性の保全に「参加する」といった取り組みを進め、生物多様性の保全に向けた基盤づくりを行うこととしています。

  弊社では、上記の理念に基づいた計画策定方針を提案するとともに、市民に生物多様性を知ってもらうためのイベントや行動指針の作成を提案し、特定されました。


  • 適度な管理によって絶滅危惧植物の保全をはかっている湿地

  • 草加松原の風景